温泉ソムリエが教える幸せになる温泉入浴法
疲れている時は、休憩&水分補給を!
長距離のドライブの後、町内散策後などは、体が疲れております。
血液がドロドロ状態となり、疲労物質である「乳酸」を排出しようと血液の流れが集中しています。
この状態でご入浴されても、効果的な温泉入浴とは言えません。十分に休憩を取りましょう。
お部屋に着かれましたら、お茶で水分補給と、和菓子を食べて適度なエネルギー摂取をしましょう。
水分補給により、入浴に適したサラサラ血液になるまでは、15分は必要です。
また、お風呂から上がった後も水分補給をしましょう!
お風呂へは、ゆっくり入り、ゆっくり出ましょう。
お風呂に肩まで入った場合、全身にかかる水圧は500kgと言われております。
急激にお風呂へ、ザブンと入ると、脳卒中、心筋梗塞などの危険が伴います。
また、急にお風呂から出て立ち上がると、500kgの水圧から一気に開放されるので、立ちくらみや、脳貧血で倒れる場合もあります。
入る前は、心臓に遠い方から、十分にかけ湯をして、体をお湯に慣らしてからお入りください。また、草津温泉は少々温度が高めですので、写真の様なかぶり湯をすると、のぼせ、湯あたり防止になります。
入る時 足 → 腰 → 胸 → 肩 とゆっくり入りましょう。
上がる時 肩 → 胸 → 腰 → 足 とゆっくり上がりましょう。
全国で入浴事故にて亡くられる方は、交通事故の3倍と言われております。是非、安全にお入りくださいます様お願いします。特に、お酒を飲んだ直後は、温泉入浴を控えましょう。
温泉ソムリエが教える「幸せになる入浴法」
★分割浴
1度に長湯をせずに、3分間入浴したら3分の休憩を取り、これを3回繰り返した方が、安全で体への負担も少なく、体の芯まで温まります。
★温冷交互浴
熱いお湯と冷たい水により交互に体に温冷刺激を与えると末梢血管が開き、筋肉痛を引き起こす疲労物質の乳酸などが体外に排泄されやすくなるので、疲労予防や疲労回復効果があります。心臓に遠い部分、足などに水のシャワーでかけて冷やし、温泉に入って温めるのを3~5回繰り返します。
★浮遊浴
浴槽の端を枕にして、膝を曲げ、足の裏が浴槽の底につくような体勢をつくると体が浮いてきます。寝浴同様に水圧による体の負担が少ない状態となり、リラックス出来ます。
TBSスーパーJチャンネルに出演しました(笑)
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