とても、嬉しいニュースが入りました\(^O^)/
群馬県の地域新聞である「上毛新聞」に掲載されました。
なんと、草津温泉の湯畑源泉で、
新型コロナウィルスの感染力をなくす
「不活化」に効果があると
研究結果が得られたとの事です。
これは、草津町が群馬大学のベンチャー企業、
グッドアイ(桐生市)に調査を依頼した結果です。
なんと、新型コロナウィルスの感染能力を
90%以上低減することが確認できたそうです。
これは、湯畑源泉、硫酸酸性水に、
遺伝子を改変したウィルスを
10秒、30秒、60秒と時間を
分けて入れて実験したものです。
そこで、町では、湯畑周辺に3箇所、
湯畑源泉で手の洗う事の出来る、
「手洗い湯」を設置するとの事で、
只今工事を進められております。
湯畑周辺では、お店で食べ物を買って、
ベンチなどに座って、食べたり、飲んだりできます。
食べ歩きのできるのも、楽しみのひとつですね。
でも、衛生面では、不安があるかと思います。
アルコール消毒同様に、殺菌力のある湯畑源泉で、
手を洗えば、安心ですね。
完成がとても楽しみです♪
ところで、研究結果を得られたのは、湯畑源泉のみです。
他の源泉についても、調査、研究を進めるとの事でした。
感染症に詳しい県医師会会長は、
「草津温泉の湯は、酸性が強く、
コロナ不活化に効果があるというのも納得できる」
とのコメントを頂いている様です。
新聞記事の詳細については、こちらをご覧ください。
上毛新聞ニュース
さて、当館の温泉大浴場に引いているのは、万代鉱源泉です。
実験したのは、湯畑源泉の「硫酸酸性水」と書かれておりました。
果たして、万代鉱源泉について、その効果はどうなのでしょうか?
万代鉱源泉について、酸性度の決め手となる水素イオン、
そして硫酸イオンについて、こちらのグラフをご覧ください。
こちらが、水素イオンの含有量です。
平成25年の温泉分析書によると、
湯畑源泉は、pH2.1で、
万代鉱源泉は、pH1.6となっておりました。
圧倒的に、万代鉱の方が、酸性度が強い源泉となっております。
こちら、硫酸イオンの各源泉の含有量のグラフです。
湯畑源泉の硫酸イオン640mgに対して、
万代鉱源泉は、862mgとなっております。
こちら、蒸発残留物、つまり温泉に含まれる成分の含有量の合計です。
万代鉱源泉は、ダントツで1位となっております。
こちらのグラフや数字を見ますと、湯畑源泉より高い効果が期待出来るのではないかと思います。
今後の研究結果が楽しみですね。
コロナウィルス感染防止について、100%大丈夫という訳ではありません。
草津温泉でも、風邪やインフルエンザの感染者はいました。
当館のスタッフも、毎年、誰かしら風邪を引く者がおりました。
でも、最近では、感染予防に気をつけているので、
風邪を引くスタッフは、全然いなくなりましたね。
今後も、コロナウィルスの感染防止対策を十分に行った上で、
どうぞ、草津温泉をお楽しみくださいませ。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)