ヤブカンゾウ(藪萱草)の花です。
只今、草津温泉の道端などにあちらこちらで見かける花です。
百合みたいな花なので、以前はユリ科の植物という事になっておりましたが、
DNA解析をもとに分類が見直された結果、
現在ではススキノキ科の植物になっております。
植物の分類は、難しいものですね。
ニッコウキスゲもススキノキ科ワスレナグサ属で、
同じ仲間だと言う事がわかりました。
ヤブカンゾウは、
藪のような場所に生育するといった意味で名づけられ、
「カンゾウ」は漢名の「萱草」を日本語読みしたものです。
萱の様に茎が長くなっております。
別名では、ワスレグサとも言うそうです。
花の開いているのは1~3日ぐらいで、
忘れられてしまうほど短いのので、
ワスレグサと名付けられたかもしれません。
また、他に調べてみますと、花を食べると、
心配事を忘れる程美味しいという事もありました。
他にも、この美しい花を見ていると、
憂いを忘れてしまうといのもありました。
そんなに美しい花ではありませんが(笑)
以前、篠原準八先生による摘み草料理教室があり、
このヤブカンゾウの花を片手に持ちながら、
「この花は美味しいんですよ。」と、言われて
みんなで料理をして食べた記憶があります。
天ぷら料理にして食べました。
確かに、美味しかったですね。
草津温泉の街中で、この花を見かけましたら、
こんな名前なんだなと知って頂ければ幸いです。
↓↓↓ ↓↓↓
草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)