2025年7月1日(火)、草津温泉湯畑にある湯路広場にて、
長い間お休みしていた「氷室の節句」の式典が、ついに開催されました。
コロナ禍で中止が続いていたこの行事ですが、
今年は多くの方々の祈りと共に、再びその姿を見せてくれました。
「氷室」とは、古来より天然の雪や氷を夏の間も保存するための貯蔵庫のことを指します。
草津温泉の氷室は、真夏でも異次元のような涼しさが広がり、中の氷は溶けることなく保たれています。
この氷を用いて行われる氷室の節句は、江戸時代から続く伝統行事であり、
無病息災を願う大切な儀式です。
式典では、神主様の厳かな祝詞が響き渡り、
参列者一同が深い祈りを捧げました。
神前には鯛や旬の野菜、果物、そして大切な氷が供えられ、
清らかな空気の中、静かに進行していく様子がとても印象的でした。
また、式の後には参加者の皆さまへ氷室まんじゅうが手渡され、
無病息災を願う心温まる交流のひとときもありました。
今回の再開を機に、これからもこの貴重な伝統行事が末永く続き、
草津温泉の文化を未来へと繋いでいってほしいと感じます。
当館では、草津温泉での滞在をより特別な思い出にしていただけるよう、
様々なご案内をいたしております。
ぜひ、歴史と自然に触れるこの素敵な行事にも足を運んでみてください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)