おうむ岩橋、通行止め直前の様子を見に行ってきました
草津森の癒し歩道サイクリングコースの奥にひっそりと佇む「おうむ岩橋」。
草津温泉観光協会より、今年12月1日より劣化のため通行止めになるとのお知らせがあり、
通行止め2日前となる11月29日に様子を見に行ってまいりました。
橋に近づくと、長い年月を物語る静かな空気に包まれ、
渓流の音だけが周囲の森に溶け込んでおりました。
澄んだ冬の日差しが木々の間から降り注ぎ、
渓流の岩を照らす様子はどこか神秘的で、胸に迫る美しさでした。

老朽化が進んだ橋の現状
実際に橋を確認してみると、ワイヤーロープには広範囲に錆が広がり、
ロープを固定する根元の金具も大きく劣化しておりました。
木製の橋板も古くなり、部分的に苔むして浮き上がっている箇所もございます。
専門家の判断ではありませんが、確かに「いつ落ちてもおかしくない」と感じられるほどで、
今回の通行止めは避けられない決断であったと実感いたしました。

偶然の出会いと、最後になるかもしれない景色
人の往来がほとんどない場所ではありますが、なんと偶然にも、
当館にご宿泊されたお客様と、橋の上でお会いするという出来事もありました。
「この橋を渡れるのは、もう最後かもしれないですね」とお話ししながら、
ともに景色を眺めるひとときは、まさに旅の一期一会のようでした。
光が水面に反射し、錆びたワイヤーや苔むした柱がやわらかく照らされる風景は、
通行止めを前にした今だけのもの…。
この橋を撮影できる機会も、これが最後になるかもしれません。
芳ヶ平へのルートにも影響が
おうむ岩橋は、草津温泉から草津森の癒し歩道サイクリングコースを通り、
芳ヶ平へ向かう際に重要なルートとなっておりましたが、
通行止め後はこのルートが使用できなくなります。
今後は草津温泉スキー場・天狗山方面を回るルートのみとなるため、
ハイキングを予定されている方はご注意くださいませ。
最後に──役目を終える橋へ感謝を込めて
長年にわたり、自然豊かな渓谷を静かに支え続けてきたおうむ岩橋。
その役目を終える前に、ありのままの姿を記録できたことに、静かな感慨を覚えます。
今後、架け替えが行われるのかはまだ未定とのことですが、
また新しい姿でこの渓谷を渡れる日が来ることを願っております。
それでは、通行止め直前に撮影した貴重なおうむ岩橋の写真を、どうぞご覧くださいませ。
皆様の旅が、いつもあたたかな思い出に満ちたものとなりますように。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)
















