♨️ 湯けむりの町・草津温泉に、静かな変化が訪れています
日本三名泉の一つ、草津温泉。
湯畑から立ち上るモクモクとした湯けむりは、
訪れる方の心をやさしく包み込み、温泉情緒を感じさせてくれます。
実は今、この草津温泉のお湯が、町の未来を照らす“電気”へと
生まれ変わろうとしていることをご存知でしょうか。
🌱 草津町が進める、未来志向のエコプロジェクト
草津町では、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、
2030年までにCO2排出量を半減させるという目標を掲げています。
その中で注目されたのが、草津が誇る豊富な「温泉の熱」。
これまで使われずに流れていた温泉の熱エネルギーを活用する
「温泉熱発電」の導入が決定しました。
🔬 温泉にやさしい「バイナリー発電」という仕組み
発電と聞くと、「温泉の量が減るのでは」
「お湯の質が変わるのでは」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回導入されるのは「バイナリー発電」という方式です。
新たな掘削は行わず、すでに湧き出ている未利用の温泉の“熱”だけを使い、
源泉そのものには影響を与えません。
温泉の成分や湧出量を守りながら、自然の恵みを活かす、
温泉地ならではの発電方法です。
🔥 万代鉱源泉が秘める、圧倒的な力
この取り組みの中心となるのが、万代鉱源泉です。
温度は約95度から96度。
湧出量は毎分およそ9,000リットルと、草津の中でも屈指のエネルギーを誇ります。
この未利用分最大3000リットルを活用することで、最大で年間約280万kWh、
一般家庭およそ700世帯分の電力が生み出されると試算されています。
また、太陽光発電に比べると、施設利用率は6倍、敷地面積は230分の1という、
とんでもない効率の良い発電となります。
✨ 湯けむりが灯す、安心とやさしさ
発電された電気は、湯畑のライトアップや街灯など、
温泉街の景観を彩る明かりとして使われる予定です。
夜の湯畑がやさしく輝く姿は、きっとこれまで以上に幻想的な風景となることでしょう。
また、災害時には避難所などの非常用電源として活用される計画もあり、
観光だけでなく、町の安心にもつながっています。
なんと、2027年の始め頃完成を目指しているそうです。
🌸 さいごに
人々を癒やしてきた草津温泉は、これからは環境にやさしく、
災害にも強い温泉地へと歩みを進めております。
当館、草津スカイランドホテルにお越しの際は、温かなお湯に身をゆだねながら、
「この熱が、町の明かりになっているのかもしれない」
そんな草津の未来に、そっと思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
🎥 動画でわかる「草津温泉 × 温泉熱発電」
今回ご紹介した温泉熱発電について、
より分かりやすくご覧いただける解説動画を、YouTubeにて公開いたしました。
実際の湯畑の様子や、
温泉の熱がどのように電気へと変わっていくのかを、
映像とともに丁寧に解説しております。
「文字だけでは少し難しい…」という方にも、
草津町の取り組みを身近に感じていただける内容となっておりますので、
ぜひご覧くださいませ。
説明動画で、「湯畑」が「ゆばた」
草津町が「くさつちょう」、掘削が「ほくさく」と読まてしまってます。
正しくは、湯畑「ゆばたけ」、草津町「くさつまち」、掘削「くっさく」です。
何回か動画作成を指示しましたが、なかなか改善されませんでした。
軽く聞き流して頂ければ幸いです。
▼ 解説動画はこちら
↓↓↓ ↓↓↓
草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)




