イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)の花です。
当館の駐車場入り口付近で、にたくさん咲いております。
滋賀県の伊吹山に多く自生するところからこの名がついています。
かつて、小田信長は伊吹山に薬草園を作りました。
このイブキジャコウソウは、代表的な薬草だそうです。
雄のジャコウジカから採れる動物性香料の
麝香(じゃこう)はとても高価ですが、
これに似た香りがすることから、
伊吹麝香草と呼ばれているそうです。
小田信長もこの香りをこよなく愛したそうです。
ハーブでは、クリーピングタイムと呼ばれております。
手に取ってみると、ハーブの様な清々しい香りが漂いました。
生薬名は、百里先まで香りが漂うということから
[百里香」(ヒャクリコウ)といいます。
そんなに遠くまでは、匂わないと思いますが(笑)
イブキジャコウソウは、発汗、収斂、強壮、利尿作用があり、
カゼや熱、頭痛、咳、痰に、湯呑に入れて熱湯を注いで用いるそうです。
また、香り付けの目的で浴剤に配合されます。
当館にお越しの際は、是非、ごらんくださいませ。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)