殺生河原で咲くエゾリンドウ(蝦夷竜胆)💜
殺生河原・武具脱の池周辺を歩いておりますと、
秋の草原にひときわ鮮やかな青紫色の花が咲いているのを見つけました。🌿
こちらは「エゾリンドウ(蝦夷竜胆)」、リンドウ科リンドウ属の多年草です。
湿原や高原など、日当たりの良い草地を好み、
草津温泉周辺の自然の中でも出会うことができます。🍂
花の特徴✨
エゾリンドウの魅力は、何といっても深みのある青紫色の花。💜
花は筒状で先端が5つに裂け、すっと立ち上がるように咲きます。
開花時期は8月下旬から9月にかけてで、
秋を代表する高原の花として親しまれています。
群生して咲く姿はとても華やかで、緑の草原に映えるその色彩は、
自然が織りなす美しいコントラストを楽しませてくれます。🌿
名前の由来📖
「リンドウ(竜胆)」の名は、根が非常に苦いことから、
中国の古い言葉「竜の胆(たん)のように苦い」に由来しています。
一方「エゾ(蝦夷)」は、北海道や東北地方など寒冷地を意味し、
冷涼な高原に多く自生することからこの名が付けられました。
その名の通り、涼しい気候を好み
草津の高原でも健やかに花を咲かせています。🍃
オヤマリンドウとの違い🔍
同じ秋の高原で見られる近縁種に「オヤマリンドウ」があります。
両者はよく似ていますが、見分けるポイントがあります。
エゾリンドウは花の咲き方がやや上向きで、
花の内側に斑点模様があるのが特徴です。💜
一方、オヤマリンドウはつぼみのまま咲かずに終わる花が多く、
花数も比較的少なめで、より控えめな印象を与えます。🌱
また、エゾリンドウの方が全体に背が高く、群生して咲く姿が華やかに感じられます。✨
秋の草津を彩る花🍁
リンドウは日本の秋を象徴する花のひとつ。
草津温泉に訪れる方々にとっても、この可憐で凛とした花の姿は
旅の思い出をより鮮やかに彩ってくれることでしょう。
温泉だけでなく、ぜひ周辺の自然散策を楽しみながら、
草津の秋に咲くエゾリンドウやオヤマリンドウを探してみてくださいませ。♨️
当館のブログでは、これからも四季折々に咲く草津の花々を
「花図鑑」としてご紹介してまいります。🌸
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。😊
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