上の画像は、大分昔に私が撮影した画像です。
草津温泉の情報では、ありませんが、
八ツ場ダム建設に伴い、湖の底に沈んでしまう、
川原湯温泉です。
毎年、厳寒の1月20日に、行われる「湯かけ祭り」ですが、
今年より、初めて、新しい場所で行われます。
川原湯温泉の王湯が閉館となり、新しい王湯がこちらです。
湯かけ太鼓の合図とともに祭りが始まり、
儀式の後に紅白に分かれた勇み姿の若者たちが、お湯を掛け合います。
見学者にも神酒や甘酒が振る舞われます。
【開催日】 1月20日(火)午前5時~
【開催場所】 川原湯温泉王湯前(群馬県吾妻郡長野原町川原湯)
【交通アクセス】電車:JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩約10分
車:関越自動車道渋川伊香保ICから約60分
【お問合せ】 川原湯温泉協会 ℡:0279-83-2591
湯かけ祭りについて
http://www.kawarayu.jp/access.html
【湯かけ祭りの由来】
川原湯温泉は建久三年(約800年前)源頼朝が浅間狩の時発見され入浴したと伝えられております。
毎年正月20日未明に行われる天下の奇祭(大寒に褌1つで温泉の湯をかけ合う)湯かけ祭りはいまから400年ほど前のこと、突然湯が止まり村人は困りはて、温泉の香りが「ゆで玉子」の匂いなので湯の神は鶏に縁があるものと思い「湯前様」の前に集まり鶏をいけにえにして祈願したところ、豊なお湯が再び噴出したので村人たちはうれしさのあまり思わず「お祝いだ、お祝いだ」と叫びながら湯をかけあって喜び合ったのが起源だと言い伝えられています。
また一説には、神秘な温泉を厳寒の早朝、たがいにかけあって心身を浄める「みそぎ」のようなものから発生したのではないかとも言われております。
昔、一度中止したところ、その年疫病が流行して村人の死亡者が続出したため「湯かけ祭り」を止めたからだと思い、その後ずっと続けられて今日に至っている奇祭です。
終戦前までは野趣に富んだもので、「湯かけ祭り」に出場しない家には片端から湯をかけたり、通行人・見物する人にも「お祝いだ!」と湯をかけたもので、かけられた人たちも寒さにふるえながら、これで厄落しになると喜んだものでありました。
現在では湯をかけることを禁じて多くの観光客の皆様に見ていただき、旅情を慰める様に改めて行われているのです。
【湯かけ祭りを見学する時のご注意】
私が、10年程前に見に行った時の体験談です。
1月20日の早朝5時から始まるお祭りで、気温も氷点下になります。
近くで見学してますと、お湯をかけられます。かけられた時はあったかいのですが、濡れた服は段々凍ってきます。道路のお湯もシャーベット状になり、凍ります。防寒対策の上、さらに完全防水、カッパ等を着てください。また、カメラなどにも温泉がかかりますので、ビニールなどで防水対策をしてください。水ではなく温泉なので、お湯がかかると壊れます。お気をつけください。
yuotubeで検索した動画です。
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