湯畑にある白旗源泉の湧き出るところに、
古い石宮がございます。
何げなく見て、「古いなぁ。あまりきれいじゃないなぁ。」
と、見過ごしてしまいますが、
実はなんと、この石宮は源頼朝を祀ったもので、
天明年(1783)の建立されたものです。
建久4年(1193)3月、源頼朝が浅間での狩りの折に草津を訪れ、
この湯に入浴したと伝えられております。
草津山中に潜んでいた木曽義仲の残党細野氏を召し、
これを許して湯本の姓と三日月の家紋を与え、
この地方の地頭としたと言われております。
以来草津は江戸時代の初期に天領となるまで、
湯本氏の領有下にありました。
最初 源頼朝が座って入浴していたという事で、
「御座の湯」と呼ばれておりましたが、
源頼朝ゆかりの源泉、その名も源氏の旗印・白旗に因んだ
「白旗の湯」と、明治20年より改称されました。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)