2年前にも、お越し頂きました。
国立療養所 栗生楽泉園御一行様です。
今年は、新人さんが5人も新たにメンバーに加わり、
その歓迎会として、当館をご利用して頂きました。
草津温泉は、古くから皮膚病に効くとされ、
多くのハンセン病の方が湯治に訪れておりました。
ところが、ハンセン病患者の隔離を考えられ、
温泉街から3kmぐらい離れたところに、
療養所が作られました。
昭和7年12月に開所され、
ピーク時には、昭和19年、入園者数1335人もの
患者数を迎えた事もあったそうです。
昨年より、重監房資料館が出来ました。
私も出来た頃に見に行って参りました。
http://blog.livedoor.jp/yoitokonet/archives/8370500.html
ハンセン病は、普通の病気でありますが、
差別や偏見があり、多くの方が辛い思いをして来ました。
そんな中で、反抗的な態度を取ったり逃亡したりという事が
ひんぱんにあり、その様な人達を監禁する為、
ここ草津町に特別病室が作られました。
病室とな名ばかりで、治療は行われなく、
患者を重罰に処するための監房施設です。
それはそれは、過酷な環境で、
93人収容され、そのうち23人が亡くなったと言われております。
その過酷さをこちらの施設で、ご覧頂ける様になりました。
http://sjpm.hansen-dis.jp/
今は、高齢化が進み、入園者の平均年齢85才。
障害を持った超高齢者の集まりと考えられ、
福祉・医療の充実を計画しているそうです。
また、啓蒙啓発、社会復帰の支援もしなくてはなりません。
職員の数も減っているそうですが、
若い新人さんが入られ、
入園者の方の為に、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
国立療養所 栗生楽泉園
http://www.nhds.go.jp/~kuriu/index.html
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)