当ブログでこれほどまでに有名なこの木の枠について
紹介していなったので、今回、紹介させて頂きます。
草津温泉の湯畑で、目にするのが、
こんこんと温泉が湧き出ている木の枠です。
なんと、江戸時代に八代将軍徳川吉宗の命により
江戸まで草津温泉のお湯を運ばせていたのです。
この湯枠よりお湯を汲んで、樽詰めにして、手で担いで運んでおりました。
お殿様に献上するものですから、下に置く事など許されなかったと聞きます。
東京から草津温泉まで、車で運転しても結構大変なのに、
重たいお湯を手で担いで歩いていくとは、想像を絶しますね。
この湯枠から出ているお湯を御汲み上げの湯と呼んでおります。
ちょっとした歴史についてご紹介します。
1587年より、豊臣秀吉の妹・朝日姫が、病気療養の為、
草津温泉へ訪れております。
これを聞きつけ、秀吉の養子・豊臣秀次も訪問。
豊臣秀吉も草津温泉に行く計画を立てていたそうですが、
すべての手配が完了したにも関わらず、
残念ながら直前で中止になってしまったそうです。
自分が行くことはできなかった草津温泉ですが、
秀吉は徳川家康に草津への入湯を勧めました。
しかし、当時の草津は徳川と微妙な関係にあった
真田氏が支配していたためか、
家康が草津を訪問することはありませんでした。
そこで、徳川家康は、草津の湯を江戸まで運ばせたという話もあるそうです。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)