草津温泉花図鑑 シラヤマギク(白山菊・キク科シオン属)
草津温泉の花図鑑、これまで180種類を超える花を紹介して参りました。
本当に正しいか調べるのに、とても苦労をします。
今回、ご紹介させて頂くのは、シラヤマギクです。
草津温泉で咲いている、ノコンギク、シロヨメナやゴマナなど
同じ時期に同じ様な場所に咲いてますが、
こちらは、シラヤマギクで間違いないと判断しましたので、ご紹介させて頂きます。
Googleで、「草津温泉 シラヤマギク」と検索しても、
「草津町では存在しない」と表示されました。
とても不安ですが、もし間違っていたら申し訳ございません。
国道292号線を草津温泉スキー場方面へ行く途中、左側に湯けむりが上がる湯川があり、
その先に、たくさんのシラヤマギクが咲いておりました。
道路の反対側に似た花が咲いているのがノコンギクでした。
🍂草津温泉の秋に咲く可憐な花「シラヤマギク」🍂
皆様こんにちは、草津スカイランドホテルです。
秋風が心地よい季節となりました。
草津温泉の涼やかな空気の中を歩いていると、
派手さはないけれど心惹かれる、可憐な野草たちに出会うことができます。
今回は、そんな秋の草津を静かに彩る白い花「シラヤマギク(白山菊)」です。
🌼シラヤマギクってどんな花?🌼
シラヤマギクは、8月の終わりから10月にかけて花を咲かせるキク科の植物です。
草津温泉周辺では、道端や林の縁など、
少し日当たりのある場所でよく見られます。
白い花びら(舌状花)が中心の黄色い部分(筒状花)からまばらに付き、
どこか控えめで素朴な姿が印象的です。
その姿は、園芸種の菊とはまた違った自然の美しさを感じさせてくれます。
🍃名前の由来と特徴🍃
「シラヤマギク(白山菊)」という名前は、
石川県と岐阜県にまたがる白山(はくさん)で
多く見られたことに由来すると言われています。
また、葉や茎に触れると少しザラザラとした手触りがあり、
見分けのポイントの一つでもあります。
日本各地の山々には、その土地の名を冠した花々が多く存在し、
自然との深いつながりを感じさせてくれますね。
🌸似た花との見分け方🌸
草津の野山には、シラヤマギクによく似た白い野菊も咲いています。
代表的なのが「ノコンギク(野紺菊)」です。
見分け方のポイントは「花びらの付き方」です。
シラヤマギクは花びらがまばらに付き、少し間隔があるのに対し、
ノコンギクは花びらが密集して整った形をしています。
同じ白い花でも、よく見ると個性が感じられます。
ぜひじっくり観察してみてください。
シラヤマギク
シロヨメナも似てます。
以前、確信が取れずシロヨメナの花かな?と写真を載せた事がありますが、
シラヤマギクとは違い、確かに葉に艶があり、花も整っているのが特徴です。
また、花図鑑として詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
ちなみに、こちらはゴマナです。
良く見ると全然違う事が分かりました。
🚶♀️草津の自然を感じる秋散歩へ🚶♀️
草津温泉の道端で白く可憐な花を見つけたら、
少し立ち止まって観察してみてください。
それがシラヤマギクだったなら、
秋の訪れを静かに告げる素敵な出会いです。
当館にご宿泊の際は、ぜひ周辺の散策もお楽しみくださいませ。
湯けむりに包まれた温泉街で、
足元に咲く小さな花々に目を向けるひとときが、
心を癒してくれることでしょう。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)