夜明けまで降り続くのではないかと思うほどの雨が、
祭りの始まりを待つように静かに上がりました。
2026年7月17日(金)・18日(土)に開催された、
草津温泉の夏の風物詩「白根神社夏まつり」。
今回は、湯けむりの温泉街が熱気に包まれた、
夜のお祭りの様子をご紹介いたします。
☔ 夕方まで続いた土砂降りの雨
この日は、夕方頃まで激しい雨が降り続いていました。
あまりの土砂降りに、「今夜のお祭りはどうなるのだろう」と
心配された方も多かったことと思います。
ところが、一番の見どころを迎える夜8時頃に湯畑へ出かけてみると、
それまでの雨が嘘のように上がっていました。
空から落ちてくる雨粒はなくなり、神輿を担ぐ皆様も、
見物に訪れたお客様も、心置きなくお祭りを楽しむことができました。
まるで白根神社の神様が、
この大切なお祭りの時間をそっと守ってくださったかのようです。
雨に洗われた夜の温泉街は、いつも以上に澄んで見えました。
濡れた路面には提灯や露店の明かりが鮮やかに映り込み、
雨上がりだからこそ出会えた、幻想的な祭りの夜となりました。

提灯のやわらかな明かりに照らされた白根神社の鳥居。
雨上がりの境内には、静けさと神聖な空気が漂っていました。
🏮 雨上がりの白根神社、提灯が照らす参道
夜の白根神社では、参道に並ぶ提灯と幟旗が暗がりの中に浮かび上がり、
昼間とはまったく異なる表情を見せていました。
雨に濡れた石畳には、赤や橙色の提灯の光がしっとりと映り込み、
その先に鎮座する社殿へと、静かな光の道が続いているようです。
お祭りで賑わう湯畑周辺から少し離れると、
聞こえてくるのは木々から落ちる雫の音。
華やかさの中にも、白根神社のお祭りであることを改めて感じさせてくれる、
厳かな時間が流れていました。

参道の両側に並ぶ「白根神社」の幟旗と提灯。濡れた石畳に光が映り、
雨上がりならではの風情ある光景が広がっていました。
🔥 一番の見どころは夜8時頃から
白根神社夏まつりで、ぜひご覧いただきたい一番の見どころは、
夜8時頃から9時過ぎにかけてです。
町内各地区から繰り出したたくさんの神輿が、
草津温泉のシンボル・湯畑周辺へ次々と集結します。
担ぎ手の皆様が肩を寄せ合い、力強く神輿を担ぐ姿。
その周りを埋め尽くす大勢の見物客。
威勢のよい掛け声と沿道から送られる拍手が重なり、
湯畑一帯は昼間とはまるで違う熱気に包まれました。

湯けむりの中を力強く進む神輿。幻想的な白い湯けむりと
担ぎ手の熱気が重なり合う、草津温泉ならではの光景です。

大勢の担ぎ手と観客に囲まれながら、湯畑周辺を進む神輿。
温泉街全体が祭りの高揚感に包まれていました。

露店の明かりを背景に練り歩く神輿。
担ぎ手と沿道のお客様が一体となり、雨上がりの夜を盛り上げます。
その掛け声は、湯畑から徒歩約15分の場所にある
当館の駐車場まで聞こえてくるほどでした。
夜の空気を震わせるような勇壮な声に耳を澄ませていると、
少し離れた当館にいても、お祭りの熱気がすぐ近くまで届いてくるようでした。
♨️ 湯けむりと神輿が織りなす祭り絵巻
白根神社夏まつりの夜を特別なものにしているのが、
湯けむりに包まれた湯畑と、勇壮な神輿の共演です。
金色に輝く神輿が白い湯けむりの向こうから現れる光景は、
まるで祭り絵巻の一場面。
湯けむりが露店や街灯の光を受け、
担ぎ手たちの姿を一層ドラマチックに浮かび上がらせていました。
さらにこの夜は、雨上がりの濡れた路面にも神輿や提灯の光が映り込み、
空、湯けむり、地面のすべてが祭りの色に染められているようでした。

夜の闇に黄金色の神輿が鮮やかに浮かび上がります。雨が上がり、
担ぎ手の皆様も思う存分、祭りを楽しんでいるようでした。

神輿が通りを埋め尽くすほどの盛況ぶり。写真からも、
担ぎ手の勢いと祭りの熱気が伝わってきます。
🍧 雨上がりの夜を彩る賑やかな露店
湯畑周辺には、焼きそばや焼きまんじゅう、チョコバナナ、
冷凍みかんなど、夏祭りらしい露店がずらりと並びました。
香ばしい匂いに誘われて足を止める方、浴衣姿で食べ歩きを楽しむ方、
ご家族で露店を巡る方など、多くのお客様で賑わっていました。
夕方まで雨が降っていたとは思えないほど、
夜の温泉街には明るい笑顔があふれていました。

湯畑の湯けむりと、色鮮やかな露店の明かり。雨に濡れた地面にも光が映り、
草津温泉ならではの夏祭り風景が広がります。

夜道を明るく照らす露店。浴衣で歩けば、
温泉情緒と夏祭り気分を一緒にお楽しみいただけます。

湯畑沿いに並ぶ露店。実際には大勢のお客様で賑わっておりましたが、
写真はなるべく人通りが落ち着いた瞬間を見計らって撮影しました。
✨ 神様に守られたような祭りの夜
夕方頃まで続いた土砂降りの雨。それが神輿の集まる大切な時間を迎える頃には上がり、
たくさんのお客様が夜のお祭りを存分に楽しむことができました。
雨上がりの夜空の下、威勢よく進む神輿を見ていると、
長く受け継がれてきたこのお祭りが、
白根神社の神様に見守られているように感じられました。
雨が降ったからこそ、提灯の光はより鮮やかに輝き、
湯けむりはより幻想的に漂い、
忘れられない夏の夜になったのかもしれません。
📅 2027年は7月17日(土)・18日(日)
白根神社夏まつりは、曜日にかかわらず
毎年7月17日・18日に開催されることが決まっています。
来年2027年は、7月17日(土)・18日(日)という、
旅行の予定を立てやすい週末の開催です。
白根神社夏まつりを目的に草津温泉へお越しになるお客様にとっては、
とても嬉しい日並びですね。
例年、祭りの日は多くのお客様で賑わい、宿泊施設の混雑も予想されます。
来年の観覧をご予定の方は、日程がお決まりになりましたら、
ぜひお早めに宿泊先をご検討ください。
私どもの喜びは、お客様の笑顔です
私どもホテル・旅館で働く者にとって、お祭りの日は大変忙しく、
ゆっくり見物に出かけることが難しい日でもあります。
少し残念な気持ちもございますが、草津温泉へお越しになった多くのお客様が、
お祭りを楽しみ、笑顔でお帰りになることが、私どもにとって何よりの喜びです。
湯けむりの中で揺れる神輿、夜空に響き渡る掛け声、
濡れた路面に映る提灯、そして温かな露店の明かり――。
白根神社夏まつりは、草津温泉の夏を五感で味わえる特別な二日間です。
今年お越しになれなかった皆様も、ぜひ2027年の夏を楽しみにお待ちください。
来年も神様に見守られながら、たくさんの笑顔が草津温泉に集いますように。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)




