日本の奇祭!ダムに沈むはずだった川原湯温泉「湯かけ祭り」

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・ 開催日時 2010年1月20日
   呼び出し太鼓/4:45~、湯かけ祭り/5:00~(約2時間)
・ 開催場所 群馬県長野原町 川原湯温泉 玉湯前
・ 主催 川原湯温泉組合
・ お問い合わせ 川原湯温泉観光協会 0279-83-2591

今、何かと話題の八ツ場ダムですが、川原湯温泉はダムに沈むはずだった温泉地です。毎年1月20日の早朝5時より、日本の奇祭と言われております「湯かけ祭り」が行われます。もう既に移転してしまった旅館があったり、今年は、運営するのも何かと大変だと思います。早朝5時に見に行くのはかなり大変ですが、見る価値はあります!

【湯かけ祭りの由来】
川原湯温泉は建久三年(約800年前)源頼朝が浅間狩の時発見され入浴したと伝えられております。
毎年正月20日未明に行われる天下の奇祭(大寒に褌1つで温泉の湯をかけ合う)湯かけ祭りはいまから400年ほど前のこと、突然湯が止まり村人は困りはて、温泉の香りが「ゆで玉子」の匂いなので湯の神は鶏に縁があるものと思い「湯前様」の前に集まり鶏をいけにえにして祈願したところ、豊なお湯が再び噴出したので村人たちはうれしさのあまり思わず「お祝いだ、お祝いだ」と叫びながら湯をかけあって喜び合ったのが起源だと言い伝えられています。
また一説には、神秘な温泉を厳寒の早朝、たがいにかけあって心身を浄める「みそぎ」のようなものから発生したのではないかとも言われております。
昔、一度中止したところ、その年疫病が流行して村人の死亡者が続出したため「湯かけ祭り」を止めたからだと思い、その後ずっと続けられて今日に至っている奇祭です。
終戦前までは野趣に富んだもので、「湯かけ祭り」に出場しない家には片端から湯をかけたり、通行人・見物する人にも「お祝いだ!」と湯をかけたもので、かけられた人たちも寒さにふるえながら、これで厄落しになると喜んだものでありました。
現在では湯をかけることを禁じて多くの観光客の皆様に見ていただき、旅情を慰める様に改めて行われているのです。

【湯かけ祭りを見学する時のご注意】
1月20日の早朝5時から始まるお祭りで、気温も氷点下になります。
近くで見学してますと、お湯をかけられます。かけられた時はあったかいのですが、濡れた服は段々凍ってきます。道路のお湯もシャーベット状になり、凍ります。防寒対策の上、さらに完全防水、カッパ等を着てください。また、カメラなどにも温泉がかかりますので、ビニールなどで防水対策をしてください。水ではなく温泉なので、お湯がかかると壊れます。お気をつけください。

yuotubeで検索した動画です。



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