15年ぶりに新しくなった、湯畑の湯樋。
読売新聞に掲載されておりましたが、
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20101212-OYT8T00440.htm
地元に住んでいながら、知らない事が載ってましたので紹介したいと思います。
真新しい白木の湯樋は、岩手産のアカマツの木を使用してます。
水湿に強い木材で、浴槽などにも使われております。
この中には、断熱材も入っており、お湯が冷めすぎない様に工夫されてます。
湯樋は、源泉を空気に触れさせて温度を下げる役目を果たし、
その後、周辺の旅館に給湯されます。
新しい湯樋は、1本の長さが約40メートル、幅45センチ、深さ18センチ。
枠全体の面積にしたら、126平方メートルとなります。
ここで、湯の花が年に3回採取されます。
各旅館や、お土産屋さんに配られるのは数十個だけ。
とても希少なものです。
湯樋の傾斜角度は100mに対し1m下がった傾き。
これ以上ゆるやかでも、急でも、湯の花が沈殿しにくいと言われております。
長年にかけていろいろ試した成果で、今の様に湯の花が採れる様になったのでしょう。
今の状態で見れるのは、今だけ。
そのうち、湯樋に蓋がされ、しばらくすると渋味のあるいい色になるそうです。
↓↓↓ ↓↓↓
草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)