国道292号線をゆっくりと走るタンクローリー車。
実は、草津温泉にとって、とっても大事な役割を果たしているのです。
草津温泉を中和させる為の工場へ運んでいます。
草津温泉は、強酸性の温泉です。
これをそのまま川に流してしまうと、
河川の生き物は、死んでしまいます。
そこで、廃湯された草津温泉を中和させて、川に流す必要があります。
毎分36,839リットル湧出しているph1.5~2.0の草津温泉ですが、
年間194億リットルにも及びます。
これを中和するには、1日52.5トン、年間18,000トンの
石灰ミルクを廃湯された温泉に混ぜております。
このトラックは、13.3トンの炭酸カルシウムを積んでますが、
単純に計算すると、年間1,353台分!
1日に3~4台分です!
入ると、とても気持ちいい草津温泉ですが、
その裏では、こんなすざましい事も行われております。
このトラック、良く見かけますが、
そんな温泉文化も知って頂ければと思い、
ブログに投稿させて頂きました。
詳しいプロセスについては、こちらをご覧ください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/sinaki/various/k-yukawa.html
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)