普通、植物は、枯葉になって、木の枝だけになり、
春になって、また生えて来るものですが、
シャクナゲは特別な様です。
草津温泉では、時には、マイナス10度~15度ぐらいに
なる事もある厳しい寒さですが、
この地で生息するシャクナゲは、
驚くべき越冬術を持っていたんですね。
晩秋から冬にかけて気温の低下とともに葉が筒状に丸まっていき、
露出面積を最小にして厳冬期を迎えます。
筒状になることで、葉の織り込まれている部分は、
乾燥からも強光からも守られるそうです。
そして春になって土壌の凍結が融けて、
吸水が可能となると葉は再び開いて
光合成を再開するという事です。
今までに、何げに見ていたシャクナゲですが、
こんな驚くべき技を持っていたんですね。
春になって、暖かくなりますと、
葉が元に戻り、こんな感じになります。
当館のすぐ近くの白根神社の敷地内にたくさんございます。
是非、ご覧ください。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)