名前の由来は、同じナデシコ科でハコベ属の
ノミノフスマ(蚤の衾)から来ている様です。
「衾(ふすま)」とは、平安時代などに用いられた古典的な寝具のひとつで、
掛け布団として使用していたものです。
この葉の形が、小さくて蚤の布団の様だと言うところから、
「ノミノフスマ(蚤の衾)」という名前が付いたそうです。
こちら、ノミノフスマです。
ウィキペディアより
オオヤマフスマは、山地に生え、葉がノミノフスマより
大きいところから大山衾と名付いた様です。
別名 ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)
また、こちらの花は、ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)という
かわいくて、優雅な名前もあります。
これは、タガソデソウ(誰が袖草)と言うナデシコ科の花があって、
これより小さいので、姫という名前がついて、
ヒメダカソデソウとなった様です。
ヒメタガソデソウは、花が白く香気があることから、
古今集の歌で
「色よりも香こそ あはれと思ほゆれ 誰袖ふれし宿の梅ぞも」
から名づけられたそうです。
どういう意味かと言うと。。。。
この作者の家にある梅の木の枝が誰かによって折られていた。
きっと、梅の色より香りの方が心に沁みたのであろう。
その梅の木の枝は、誰の袖に入っているのだろう?
梅はその姿や色よりも香りの方が愛しく思える。
一体、この庭の梅は誰の袖が触れた為にこのように香るのか?
と言う感じでしょうか?
これも、いろいろと調べて私なりに解釈したので、
当っているか分かりませんが‥‥(笑)
この花が、私の住んでいる近くのところで見つけました。
草津温泉関連でのホームページやブログでは、
あまり紹介されていない花ですが、
もし見つけましたら、この様に山地に咲く綺麗な花ですので、
大切にしてくださいます様、お願い申し上げます。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)
タガソデソウが一部ダカソデソウになっています。
ご指摘頂きまして誠にありがとうございます。
早速、修正をさせて頂きました。とても助かります。