草津温泉から長野原に下る途中、こんな標識があります。
果たして、何の標識なのか、さっぱり分かりませんでした。
最近になって、群馬県の雪対策についてニュースを見まして、その内容が明らかになりました。
この標識はカメラによって、監視されております。
雪の積雪量を測定しているものであり、
標識はARコードになっていて、これによりカメラが認識出来、
場所情報や積雪量が分かる様になっているそうです。
只今、実証実験中ですが、詳細は以下の通りです。
- 実証実験の背景:
- 群馬県は積雪が多い地域であり、積雪量の計測は重要です。
- 従来は人手による目視確認や専用機器を使用して行っていましたが、コストやリアルタイム計測の難しさがありました。
- センサスAIによる実証実験:
- センサスAIは、カメラ映像を活用して冠水や積雪の測定、路面凍結の予測を行うサービスです。
- すでに設置されているカメラを活用し、低コストでリアルタイムに道路状況を把握できます。
- 群馬県の山間部で実施した積雪量調査の実証実験では、AIがカメラ映像から積雪量を計測し、人手による計測と比較して±2cm程度の精度を確認しました。
- また、降雪・降雨のタイミングを判断する機能も開発されています。
- 今後の展望:
- センサスAIのデータを活用して、良いまちづくりを進めるためのプラットフォーム構築が進められています。
- AI技術を活用して、誰一人取り残さない行政のDXを支援していく予定です。
雪道対策は、影でこんな大変な努力をしていたのですね。
それでも冬の草津温泉は、路面が凍結している場合があり危険です。
お車でお越しの際は、必ずタイヤの滑り止め対策の上お越しくださいませ。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)