フデリンドウ(筆竜胆・リンドウ科リンドウ属)

道端を歩いていると、思わず足を止めてしまうような、
うれしい出会いがありました。
枯れ葉の間からそっと顔をのぞかせていた、
薄紫色の小さな花。
春の光を受けて、静かな森の足元に小さな星が咲いたような、
可憐な姿を見せてくれました。

🌸 草津の足元に咲く春のリンドウ

今回ご紹介する花は、「フデリンドウ」です。
漢字では「筆竜胆」と書きます。
分類としては、リンドウ科リンドウ属の植物です。
学名は「Gentiana zollingeri」とされています。
リンドウというと、秋に咲く花の印象をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、このフデリンドウは春に咲くリンドウの仲間です。
秋の花というイメージがあるリンドウが、
春の草津の足元でひっそり咲いていると思うと、
少し不思議で、なんだか嬉しくなりますね。

📖 フデリンドウ 花図鑑メモ

和名 フデリンドウ
漢字 筆竜胆
科名 リンドウ科
属名 リンドウ属
学名 Gentiana zollingeri
花の時期 春、主に3月から5月頃
花の色 淡い青紫色から紫色
見られる場所 日当たりのよい草地や林の中など

草丈は低く、足元をよく見ていないと見過ごしてしまうほど小さな花です。
だからこそ、見つけた時の喜びは格別です。
大きく目立つ花ではありませんが、枯れ葉の間から咲く姿には、
春を迎えた草津の自然のたくましさが感じられます。

🖌 名前の由来は「筆」のようなつぼみ

フデリンドウという名前の由来は、花が開く前のつぼみの姿にあります。
きゅっと閉じたつぼみが、まるで墨を含ませた筆の穂先のように見えることから、
「筆竜胆」と呼ばれるようになったといわれています。
今回撮影した写真でも、咲く前のつぼみが何本もの小さな筆のように
寄り添っている様子がよく分かります。
名前を知ってから眺めると、同じ花でも見え方がぐっと深まりますね。

☀ 晴れた日にだけ開く繊細な花

フデリンドウは、日が当たっている時に花を開き、
日がかげると閉じることがあります。
小さな花びらを太陽に向かって開く姿は、とても健気です。
この日に美しい姿を見せてくれたのも、
お天気が味方してくれたおかげかもしれません。
淡い紫の花びらを近くで見ると、星形のようにも見えます。
足元に小さな春の星座が広がっているようで、
思わず時間を忘れて眺めてしまいました。

🌿 十数年ぶりに名前が分かった、うれしい再会

実はこの花、私にとっては約十数年ぶりの再会でした。
以前、同じように一輪だけ咲いている姿を見かけたことがありました。
その時は名前が分からず、皆さまにご紹介することができませんでした。
今回、あらためて調べてみたところ、
ようやく「フデリンドウ」という名前にたどり着きました。
長い間、心の片隅に残っていた小さな疑問がほどけたようで、
古い友人の名前をようやく思い出せたような、不思議な感動がありました。

🍂 草津の春散策では足元にもご注目ください

草津の冬は長く、厳しい寒さに包まれます。
その冬を越えて、枯れ葉の間からそっと顔を出す小さな野草たちには、
自然の力強さと優しさを感じます。
湯畑や西の河原公園などの名所めぐりも楽しい季節ですが、
散策の途中で足元に目を向けてみると、
思いがけない春の出会いがあるかもしれません。
もしフデリンドウを見つけた際は、そっと眺めたり、
写真に収めたりしてお楽しみください。
小さな命が咲かせる春の景色を、ぜひやさしく見守っていただければ幸いです。
皆さまのお越しを、草津スカイランドホテルにて心よりお待ち申し上げております。



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