ヤマオダマキ(山苧環・キンポウゲ科オダマキ属)

IMGP9397 ヤマオダマキ

ヤマオダマキの花です。
そんなに目立たない花ですが、
良く見ると、たくさん咲いているのに気付きます。

IMGP9219 ヤマオダマミ

IMGP9372 ヤマオダマキ
苧環とは、麻などの繊維を巻いた管のことで、
この五角形にさいている花のようすが似ているので、
この名前がついたそうです。
ヤマオダマキは、山に咲いている花なので、
山苧環という名前になっております。
さて、苧環とはどんなものか、画像検索でご覧ください。 

IMGP9222 ヤマオダマキ
  
キンポウゲ科の植物は、トリカブトが有名ですが、
毒性を持つ花が多い種類です。
ヤマオダマキも有毒植物で、その全草に含まれている成分は、
「プロトアネモニン」と言うそうです。

誤って、ヤマオダマキを折ったりした場合、
傷ついた葉や茎から汁液が出て、
皮膚に付着すれば、かぶれる場合があるそうです。
また、食べてしまえば、胃腸炎、心臓麻痺を引き起こす
可能性のある恐ろしい花です。
どうぞ、お気を付けください。

しかし、日本の民間療法で発泡薬というプロトアネモニンを
含む薬があって、腕の内側に張ることで扁桃炎などに
効くそうです。毒をもって毒を制すと言いますが、
こんな使い方もあるんですね。
この場合、ある化学反応で、プロトアネモニンは、
無毒な成分に変わる様です。



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