当館のお料理を監修して頂いている橋本シェフが運営する
「The おこもりの宿 夢流し」のご紹介について、
これまでお部屋編、温泉編とお届けしてまいりました。
そして本日は、いよいよ旅の大きな楽しみである「お料理編」でございます。
お部屋で静かにくつろぎ、温泉で心身をほどいた後にいただくお料理。
その一皿一皿には、料理人の想いと、土地の恵みが丁寧に込められておりました。
🍽️ 当館のお料理を導いてくださった橋本久信シェフ
「The おこもりの宿 夢流し」のオーナーシェフである橋本久信シェフは、
これまで全国の名だたる宿で料理に携わり、
多くのお宿の食の魅力づくりを支えてこられた方です。
料理長として腕を振るわれた経験はもちろん、宿ごとの個性を活かしながら、
お料理の流れや見せ方、味わいの組み立てまで丁寧に整えていく、
まさに“宿の料理を育てる”お仕事をされてきました。
そして、奥飛騨の山々、豊かな自然、飛騨の食材、
富山湾から届く海の幸に心を惹かれ、ご自身の料理の世界を形にする場所として、
この地で「夢流し」を開業されました。
奥飛騨ならではの山の幸、富山湾の海の幸、
そして飛騨牛をはじめとした上質な食材。
それらをただ豪華に並べるのではなく、素材の持つ香りや旨み、
美しさを引き出し、ひと皿の物語として仕立てていくところに、
橋本シェフのお料理の魅力がございます。
✨ 草津スカイランドホテルの料理改革
実は橋本シェフには、「The おこもりの宿 夢流し」が完成するまでの間、
当館の調理場にてお料理のコンサルティングをしていただきました。
当館では、それまで和食のお料理をあらかじめ
テーブルに並べておく形が中心でしたが、橋本シェフのご指導により、
和洋折衷のコース料理へと大きく変わりました。
最初は、戸惑いと不安の連続でした。
今まで経験したことのないお料理の出し方、
タイミング、お客様へのご提供の流れ。
慣れないことばかりで、何度もくじけそうになりながら、
スタッフ一同、悪戦苦闘の日々を重ねてまいりました。
それでも少しずつ形になり、お客様から「美味しかったです」と
お声をいただけるようになりました。
お食事処では、あちらこちらから感嘆の声が聞こえるようになり、
私どもも仕事をしながら自然と笑顔になれるようになりました。
お料理が変わることで、お客様の表情が変わる。
そして、私たちスタッフの気持ちまで明るくなる。
そのことを、橋本シェフのお料理を通じて実感させていただきました。
🌿 念願叶って、橋本シェフの宿へ
そんな橋本シェフのお料理を、いつか本格的に味わってみたい。
そう思い続けておりましたが、この度、念願叶って
「The おこもりの宿 夢流し」様へ伺うことができました。
ゆっくりと流れる時間の中で、お料理を一皿ずつ楽しむひととき。
日頃、宿でお客様をお迎えする立場にいる私どもにとっても、
改めて“料理を味わう喜び”を感じさせていただく、大変貴重な時間となりました。

橋本シェフ、女将さんと記念に撮影させていただきました。
青空の下、奥飛騨の山々を望む素敵な一枚です。
🥂 お部屋の冷蔵庫とお飲み物
お部屋の冷蔵庫には、さまざまなお飲み物が用意されておりました。
そして驚いたのは、ダイニングルームでのお食事の際に、
お部屋の冷蔵庫から持って行くこともできるということです。
もちろん、ダイニングでもお飲み物の注文ができます。
高級宿ですので、飲み物のお値段もそれなりに覚悟しておりましたが、
思っていたよりも利用しやすい価格で、嬉しい驚きがございました。

お部屋の冷蔵庫には、ビールやワイン、日本酒、
ソフトドリンクなどが美しく並んでおりました。
こちらは、インクルーシブとなっており、ご自由にお飲み頂けます。

ダイニングで注文できるお飲み物のメニュー。
地酒やビール、ウイスキーなども楽しめます。
高級宿なので、高額である事を覚悟しておりましたが、割とリーズナブルなお値段でした。

また、美味しいワインを堪能したい方には、高級ワインもございます。
🍴 夕食の始まりは、美しい前菜から
夕食は18時から。
ダイニングルームに入ると、すでに前菜が美しく用意されておりました。
お皿の上に小さな季節が並ぶような、繊細で華やかな前菜。
目で楽しみ、香りを感じ、ひと口ごとに次のお料理への
期待が高まっていきます。

最初に用意されていた前菜。彩り、余白、盛り付けの美しさに、
これから始まるコースへの期待が高まりました。
この中のピンチョスは、当館でも出しているお料理で、妻に自慢げに説明してしまいました。

この日の夕食のお品書き。手に取るだけで、
特別な時間が始まるような気持ちになります。
🌸 鶏のムースときのこのジュレ寄せ
前菜の次に登場したのは、鶏のムースときのこのジュレ寄せです。
伊万里焼の器に盛り付けられたその一皿は、
まるで器と料理が最初から一緒に生まれたかのような美しさでした。
上に添えられている丸い輪は、ごぼうを揚げたものとのこと。
お箸で割って一緒にいただくと、香ばしさが加わり、
より一層味わい深くなるそうです。
ただ、その姿があまりにも美しく、
輪を崩すのに少しだけためらってしまいました。
料理は味だけではなく、心まで動かすものなのだと感じた一皿です。

伊万里焼の器に映える、鶏のムースときのこのジュレ寄せ。
ごぼうの輪が印象的な美しい一皿です。
🍃 冷製枝豆スープ
続いては、冷製枝豆スープ。
当館では温かい枝豆のポタージュスープをお出ししておりますが、
こちらではまた違った、涼やかでなめらかな味わいを楽しむことができました。
口に含むと、枝豆の香りがふわりと広がり、
冷たいスープならではの清涼感が感じられます。
お料理に夢中になってしまい、続く姫竹西京漬けと握り寿司はともに写真を撮り忘れてしまいました。
どうぞご容赦くださいませ。
🌿 蛤のあおさ柚子胡椒餡
こちらは、蛤の旨みに、あおさの磯の香りと柚子胡椒の爽やかな辛みを合わせた一品です。
ふっくらとした蛤を口に含むと、まず貝ならではの上品なだしの旨みが広がり、
後からあおさの香りがふわりと追いかけてきます。
柚子胡椒の風味は強すぎず、料理全体をきりりと引き締める名脇役。
やさしい味わいの中に、ほんのりとした刺激と香りの余韻が残り、
次のお料理への期待を高めてくれるような一皿でした。
海の恵みを感じさせながらも、どこか繊細で上品。
橋本シェフらしい、香りと余韻まで楽しませてくれるお料理でございました。
🔥 蓋を開けた瞬間に広がる感動
次に登場したのは、岩魚塩焼きの軽いスモーク、ゴマ味噌添え。
こちらは蓋をかぶせた状態で提供されました。
そして、蓋を開けた瞬間。
ふわりと白い湯気が立ちのぼり、香ばしい燻製の香りが広がります。
その演出に、思わず声が出てしまうほど感動いたしました。
焼き魚でありながら、ただ焼いただけではない。
香り、温度、見せ方、そして食べる瞬間まで計算された、心に残る一皿でした。

岩魚塩焼きの軽いスモーク。朴葉のような趣のある盛り付けで、香りまでごちそうでした。
蓋を開けた瞬間、湯気と香りがふわっと広がる様子を動画で撮影いたしました。ぜひご覧ください。
🐟 お造り、そして飛騨牛フィレステーキへ
続いてのお造りも、涼やかな器に盛り付けられ、見た目にも上品な一皿でした。
素材の持ち味を大切にしながら、余白まで美しく整えられております。

お造りの一皿。器との調和も美しく、静かな華やかさが感じられました。
「富山産 朝取れ イサキ」は、山奥で食べるお刺身とは思えないほどの絶品でした。
メインは、飛騨牛フィレステーキ。
事前に動画などで拝見しておりましたので、今回はミディアムレアで焼いていただきました。
焼き加減はお好みに合わせて選べるとのことです。
黒い器に映える飛騨牛。
お肉の旨み、焼き加減、添えられた野菜の彩りまで、まさに主役にふさわしい一皿でした。

飛騨牛フィレステーキ。香ばしく焼き上げられたお肉に、彩り豊かな野菜が添えられております。
🍚 締めの出汁茶漬け、そしてデザート
当館でもお客様からご好評をいただいている出汁茶漬け。
やはり、こちらでいただく出汁茶漬けも格別でした。
華やかなコースの最後に、ほっと心がほどけるような優しい味わい。
食事の締めくくりにふさわしい、しみじみと美味しい一品でございました。

締めのご飯。コースの余韻をやさしく包み込むような味わいでした。
最後はデザート。
見た目にも華やかで、ベリーの彩りやレアチーズのやさしい味わいが、食事の余韻を美しく締めくくってくれました。

デザートの一皿。果実の彩りと繊細な盛り付けが、最後まで心を楽しませてくれました。
☀️ 朝食にも、橋本シェフらしい心配り
翌朝の朝食も、とても楽しみにしておりました。
サラダには、現在当館でもお出ししているイチゴドレッシングがかけられており、思わず嬉しくなりました。
スムージーも健康的で、朝の身体にすっと染み込むような味わいです。
これから始まる朝食への期待を、やさしく高めてくれます。

朝食のサラダとスムージー。爽やかな一日の始まりにぴったりの内容でした。
朝食は、四つの箱に美しく盛り付けられておりました。
それぞれが温かく、ひとつひとつ丁寧に作られていることが伝わります。
朝からこれほど豊かな気持ちで食事ができることは、旅の大きな幸せです。

四つの箱に美しく並んだ朝食。温かさと華やかさが感じられる、心満たされる朝の膳でした。

果物を使った爽やかな一品。朝食の最後まで、丁寧なおもてなしを感じました。

朝食のお品書き。ひと品ずつ眺めながらいただく時間も、旅の楽しみのひとつです。

お食事の時のお箸、とても使いやすく、妻も私もとても気に入ってしまいました。
思わず、夕食を頂いた後、楽天で検索して注文してしまいました。
https://item.rakuten.co.jp/e-squ/a0001841884/
🌸 当館で気軽に楽しめる、橋本シェフのこだわり
今回、「The おこもりの宿 夢流し」様で橋本シェフのお料理を本格的に
味わわせていただき、改めて感じたことがございます。
それは、このような素晴らしいシェフのこだわりを、
当館でもお客様に気軽に楽しんでいただけているということのありがたさです。
草津スカイランドホテルのお料理にも、橋本シェフから学ばせていただいた考え方や、
料理への想いが息づいております。
一皿をお出しするタイミング、器との調和、味の流れ、
お客様に喜んでいただきたいという気持ち。
そのひとつひとつが、今の当館のお料理につながっております。
橋本シェフのお料理を、奥飛騨の「The おこもりの宿 夢流し」様で
じっくりと味わうのも素晴らしい体験です。
そして、草津温泉の当館にて、より身近にその魅力を感じていただくのも、
また旅の楽しみのひとつではないでしょうか。
美味しいお料理は、旅の記憶をより深く、温かいものにしてくれます。
皆様にもぜひ、草津スカイランドホテルのお食事を通じて、
心ほどけるひとときをお過ごしいただければ幸いです。
最後になりましたが、橋本シェフ、女将さん、この度は誠にありがとうございました。
お料理を通して、たくさんの学びと感動をいただきました。
また、当館のホームページを作成して頂いているタビエルさんの動画も、
とても参考になります。
是非、こちらもご覧ください。
※ご案内
こちらの記事でご紹介している内容は、2026年6月16日現在のものです。
お料理内容やお飲み物、料金、サービス内容につきましては、
季節や仕入れ状況、宿の都合により変更となる場合がございます。
あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
「Theおこもりの宿 夢流し」公式ホームページ
奥飛騨の静けさに包まれた、たった3部屋の贅沢なおこもり宿。
お部屋や温泉、お料理などの詳しい情報は、公式ホームページをご覧ください。
当館からのアクセスです。
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草津スカイランドホテル・栖風亭(せいふうてい)





