草津温泉でのご滞在を楽しまれたあとは、旅の思い出とともに、
その土地ならではの旬の味を連れて帰ってみてはいかがでしょうか。
草津温泉からお車でお帰りになる際に立ち寄りやすい
「道の駅草津運動茶屋公園」では、標高1,100mの中之条町六合(くに)地区で
野菜を育てるやまぐち農園の直売が行われていました。
澄んだ高原の空気と、長年この土地で受け継がれてきた知恵によって育まれた野菜たち。
売り場には、朝採れならではのみずみずしさが並んでいました。
道の駅草津運動茶屋公園に並ぶ、やまぐち農園の高原野菜です。
🥬 やまぐち農園で出会う、幻の「419キャベツ」
先日ご紹介した、嬬恋村をはじめとする高原地帯で
大切に育てられている「419キャベツ」。
やまぐち農園でも、この食味の良さで知られるキャベツを栽培されており、
直売所で出会うことができました。
「419」は品種名ではなく育種番号で、正式には「麗峰1号」
と呼ばれる夏秋キャベツです。
葉は驚くほど柔らかく、レタスのような軽やかな歯ざわり。
生でひと口いただくと、瑞々しさとやさしい甘みがふわりと広がります。
その繊細な柔らかさゆえに、運搬中に傷みやすく、
市場流通にはあまり向かないのだそうです。
だからこそ、採れたてを直売で手にできる機会は格別です。
サラダや千切りはもちろん、葉がすぐにやわらかくなるため、
ロールキャベツにもおすすめです。
やまぐち農園のホームページでは、少し短めに煮て軽い食感を楽しむ調理法も紹介されています。
お好みで、ピリ辛味噌マヨネーズを添えて召し上がるのもよさそうです。
🫛 肉厚でやわらかい、六合の伝統野菜「幅広いんげん」
売り場でひときわ目を引いた、平たく大きなさやの「幅広いんげん」。
旧六合村入山地区で育てられてきた伝統野菜で、
見た目はモロッコいんげんに似ていますが、別の品種です。
肉厚ながら筋が少なく、やわらかな食感としっかりした甘みが魅力。
夏の暑さが厳しい地域では育てにくいため、栽培する方も少なくなっている貴重な野菜です。
まずは、さっと塩ゆでにして、しょうが醤油やマヨネーズで。
胡麻和え、おひたし、天ぷら、煮物、お味噌汁の具など、食卓で幅広く活躍します。
旅先で手に入れた野菜を、帰宅後の夕食に一品加える――そんな楽しみ方も素敵ですね。
🥒 香りと瑞々しさを味わう「入山きゅうり」
太めの姿と、黒いイボが特徴的な「入山きゅうり」も、入山地区に伝わる野菜です。
現在一般的に流通するきゅうりとは異なる、原種に近いといわれる珍しい品種で、
きゅうり本来の豊かな香り、やわらかな果肉、あふれるような水分が楽しめます。
農園おすすめの食べ方は、軽く皮をむいて味噌やマヨネーズを添えるシンプルな「もろきゅう」。
厚めに切って、塩と昆布茶でひと晩漬ければ、
みょうがや生姜ともよく合う爽やかな浅漬けになります。
暑い季節の食卓に、清々しい一皿を添えてくれそうです。
🍅 高冷地で丹念に育てた「桃太郎とまと」
鮮やかな赤色が美しい「桃太郎とまと」は、やまぐち農園が
標高1,100mの高冷地で試行錯誤を重ねて育てている自慢のトマトです。
栽培されているのは、食味に定評のある「桃太郎8(エイト)」。
昼夜の温度差を生かし、水分を控えながら育てることで、
甘みと酸味のバランスがよい、味わい深いトマトになるそうです。
まずは冷やして、そのまま。ひと口ごとに感じる濃い味わいをお楽しみください。
火を通すと旨味がさらに引き立つため、米なすとのグラタンや、パスタ、スープにもよく合います。
お土産にお求めになれば、草津の旅を思い出す食卓の主役になってくれることでしょう。
🚗 お帰りの際に、旬の高原野菜をお土産に
この日は、テントの下に419キャベツをはじめ、きゅうり、いんげん、
とまとなど、彩り豊かな野菜が並んでいました。
朝採れの野菜は数に限りがあり、日によって品揃えや販売数、価格が変わる場合があります。
新鮮な状態でお求めになるには、
草津温泉からお帰りの際にお立ち寄りいただくのがおすすめです。
温泉で心ほどけるひとときを過ごしたあとに、高原で育った旬の味を選ぶ時間。
ご自宅で袋を開けた瞬間にも、草津への旅の余韻がそっとよみがえるかもしれません。
道の駅草津運動茶屋公園へお立ち寄りの際は、
やまぐち農園の野菜をぜひ探してみてくださいませ。
やまぐち農園の野菜について
栽培されている野菜の特徴や旬、調理方法は、やまぐち農園公式ホームページ「野菜のご紹介」でも詳しく紹介されています。
※販売状況・価格・取扱品目は取材時のものです。お出掛け前にご確認ください。
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